2.産業医の法廷業務|ドクタートラスト

p-markお電話でのお問合せ 本社03-3466-7200 大阪支店06-6209-2500
企業の皆様へ ご相談フォームはこちら 産業医の皆様へ 無料ご登録はこちら
ホーム > 産業医の法定業務

2.産業医の法定業務

<産業医の職務>(労働安全衛生規則・第14条)
次の事項で医学に関する専門的知識を必要とするものとする。

1. 健康診断及び面接指導等(過重労働者面接指導及び健康への配慮が必要なものへの必要な措置をいう。)の実施並びにこれらの結果に基づく労働者の健康を保持するための措置に関すること。
2. 作業環境の維持管理に関すること。
3. 作業の管理に関すること。
4. 前三号に掲げるもののほか、労働者の健康管理に関すること。
5. 健康教育、健康相談その他労働者の健康の保持増進を図るための措置に関すること。
6. 衛生教育に関すること。
7. 労働者の健康障害の原因の調査及び再発防止のための措置に関すること。

<産業医の勧告権>(労働安全衛生法第13条3,4)
1.産業医は、労働者の健康を確保するため必要があると認めるときは、事業者に対し、労働者の健康管理等について必要な勧告をすることができる。
2.事業者は、前項の勧告を受けたときは、これを尊重しなければならない。

<産業医の指導・助言権>(労働安全衛生規則第14条3,4)
1.産業医は、上記職務に関し、総括安全衛生管理者に対して勧告し、又は衛生管理者に対して指導し、若しくは助言することができる。
2.事業者は、産業医が上記の勧告をしたこと又は前項の規定による勧告、指導若しくは助言をしたことを理由として、産業医に対し、解任その他不利益な取扱いをしないようにしなければならない。

<産業医の定期巡視及び権限の付与>(労働安全衛生規則第15条)
1.産業医は、少なくとも毎月一回作業場等を巡視し、作業方法又は衛生状態に有害のおそれがあるときは、直ちに、労働者の健康障害を防止するため必要な措置を講じなければならない。
2.事業者は、産業医に対し、前条第一項に規定する事項をなし得る権限を与えなければならない。



◆ 月1回2時間の訪問で「産業医としてやらなければならない業務」

月1訪問の嘱託産業医が、限られた時間の中で、社員の健康の維持増進のために優先すべきことは、できるかぎり多くの社員と面談をすることだと思います。
その際には、必ず面接指導結果報告書(別名:産業医カルテ)の記録を会社に残すことをお忘れなく!

(法律上の必須業務)

1.毎月1回の職場巡視

工場などと異なり、一般事務所の場合は、点検しなければならない項目は少ないものです。
事務所衛生基準規則などの法律を参考に、「職場巡視チェックリスト」を予め作成し、衛生管理者といっしょに職場巡視を実施し、チェック項目の良否判定と改善状況などを確認しましょう。
ポイントは、「巡視した記録」(同チェックリスト)を残すことです。
※ 弊社作成の「職場巡視チェックリスト」(エクセル版)を差し上げますので、
必要な方はお問合わせフォームにてご連絡下さい。

2.過重労働者面談

過重労働者の面接指導は必ず実施しなければいけません。
企業のリスクマネジメントとしては、なるべく前広に対象者が抽出されるように、社内ルールを決めましょう。(詳しくは、ここをご覧下さい
健康上問題がない元気な社員からは、「忙しいのに時間の無駄だ」といった反応が正直ありますが、面談対象者のうち約20%程度の方に、うつ病などの初期症状が見受けられることが多く、医師(産業医)の判断で、就業制限が必要な方が、必ず見つかります。
健康上の不安がない方は、3〜5分程度の時間でも構いませんので、社員からの申出待ちをせずに、積極的に産業医に面接させてください。
疲労蓄積度チェックリストなどを活用することで、良い効果(残業時間短縮、健康改善)が期待できます。