産業保健師の1日

産業保健師といわれても、普段なにを行っている職種なのかいまいちピンとこない……。
そんな方のために、とある産業保健師に密着!1日のお仕事を具体的にご紹介します。
とある産業保健師の1日
出社、メールチェック

出社後、まずはメールをチェックします。
社員さんからの相談や問い合わせ、再検査の結果等を確認し、 その日面談をする方の健診結果や勤怠チェック表などを確認しながら、業務の準備を行っていきます。


「○○さん、おはようございます」
社員さんが、血圧測定に来ました。
ご自身で血圧計を購入される方もいますが、健康管理室の血圧計を活用される社員さんもいらっしゃいます。


健診結果を確認し、健康指導の必要な方々へ連絡をしたり、 再検査を促したりします。
緊急性のある結果については、産業医へ申し送りを行い、 面談日の調整を行います。


社食でランチ! この会社はサラダビュッフェもあるんですよ!
おいしいものを食べて、午後も頑張ります♪


労働安全衛生法で、従業員数50人以上の事業所では月に1回以上の衛生委員会を開催しなければいけないことが決まっています。
産業保健師・産業看護師として、産業医・衛生管理者と連携しながら、
衛生委員会のテーマ策定を行っていきます。
そして、産業保健スタッフとして現場の問題点に目を向け、産業医とともに社員の健康に貢献していきます。
定期健康診断の結果や健康に関するアンケートをとったものからグラフなどの資料を作成し、問題を分かりやすく表すことで、効率のよい健康支援に活かします。


安全衛生委員会に出席します。
季節のテーマに合わせ、産業医の先生にお話してもらったり、
健康についてお話したり……。
社員の方々の健康と安全衛生意識の向上を目指します。


内線で急病人発生の連絡!
産業医、社員の方と協力し、 迅速に救急車を要請します。
病院につなげることができ、大事を免れることができたので少し安心。


本人が面談を希望している場合や、人事部門や面談者の上司より
依頼された方々が対象です。
就業時間内に面談に来ていただくので、時間をかけすぎないように注意しながらヒアリングをします。
面談後は面談記録を作成します。


今日のお仕事は終了です。
明日も社員の方々の健康のために頑張ります。
お疲れ様でした!