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CHD(Chief Health Doctor)就任のお知らせ
2025.09.01
従業員の健康を支える新体制CHDに、冲永昌悟医師が就任
株式会社ドクタートラストでは、新たに社内の健康経営に対しさまざまなアドバイスを行うポジション「CHD(Chief Health Doctor)」を設置し、冲永昌悟医師にご就任いただきましたのでお知らせいたします。

CHD(Chief Health Doctor) 冲永昌悟 プロフィール
慶應義塾大学法学部卒業後、日本興業銀行にて企業経営の現場を経験。
その後、帝京大学医学部に進学し医師となり、専門医と医学博士を取得。
大学病院等で内科・皮膚科の研修を経て、広尾のストレスクリニックやStress Labo広尾(副所長)にて精神科診療やカウンセリングに従事。
産業医として2021年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会、ヤマト運輸をはじめ多様な組織で健康管理を担当し、現在約30社の産業医を務める。
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科研究員として「健康経営」「企業の健康システム構築」をテーマに学術的探究も継続中。
新CHD・冲永昌悟医師からのメッセージ
健康経営への思い
健康経営は、単なる福利厚生ではなく企業の競争力そのものです。
社員一人ひとりの健康と幸せが、組織全体の生産性と創造性を最大化し、持続可能な成長をもたらします。
私はこれまでの医師や医学博士としての知見、臨床経験、そして企業経営の視点を融合させ、次の取り組みに注力してまいります。
- 医学的エビデンスに基づいた健康イベントの企画・実施
- 社員の声を反映した健康制度の設計と実装
- メンタルとフィジカルを統合した包括的健康支援
- 人的資本経営・ESG戦略と連動する健康経営の推進
銀行員時代の経験を踏まえ、「すべての企業を健康に」が私の揺るぎない目標です。
ドクタートラストの理念とネットワークを基盤に、産業医・経営の経験を架け橋にしながら、新しい健康経営モデルを発信し、企業、そして社会全体にインパクトを与えてまいります。
社員の健康を守ることが、企業の未来を創ることにつながる。そのことを日本から世界へ示していきたいと考えています。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役・高橋雅彦からのメッセージ
産業医と共に進める、新たな疾病予防の挑戦
現在、定期健康診断での有所見率(1つ以上の異常所見がある人の割合)は58.9%で、約6割のはたらく人が健康に何らかの問題を抱えている状況です。
中でも、血中脂質(コレステロール等)の有所見率は、はたらく人の31.2%(令和5年厚労省発表)と、すべての検査項目の中で最も高く、早期の改善が望まれています。
弊社では、全国5,500社以上の企業と産業医契約を締結し、法定のサービスを行なっていますが、月に1回1〜2時間の訪問だけでは、衛生委員会への参加や休職・復職判定の産業医面談を行えば時間は足りず、約6割にあたる社員の疾病予防を産業医が個別指導する時間は確保できない状況です。
そこで効果的な方法はないかと長年模索した結果、血中脂質に限らず、企業が疾病ごとに所見のある社員を対象に、個人情報に配慮した上で声をかけ、疾病予防や改善のための情報交換会を定期的に開催できないかと検討していました。
その際、産業医の冲永先生から「情報交換会の場に参加し、医学的知見から適切なアドバイスを行うことで、効果的に疾病予防や改善につなげられる」とのお申し出をいただくことができました。
この取り組みが、はたらく人の疾病を大幅に減らすことにつながるよう、まずは社内で成功事例を積み上げ、産業保健の新しい潮流として広げていきたいと考えています。
弊社としましては、全国にCHDのネットワークを築き、疾病に罹る人を大幅に減らせるよう尽力してまいります。
ドクタートラストは、常に挑戦を重ね、前例なき道を切り拓き、「健康で元気に、楽しくはたらく」未来へ進んでまいります。