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産業保健師とは

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(最終更新日:2023年11月16日)
産業保健師とは
企業で働く皆さんの強い味方です
保健師の活躍するフィールドは多岐にわたっていますが、「行政」、「医療」、そして「産業」の大きく3つに分けることができます。
ここでは保健師の大半を占める「行政保健師」と「産業保健師」の違いを見てみましょう。
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【行政保健師】 |
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【産業保健師】 |
上記はあくまで一例です。
その他にも保健師の活動領域はたくさんあります。
・ 学校保健師
「養護教諭」と書くとピンとくる方も多いのではないでしょうか。
保健室の先生は、養護教諭を持った保健師で、学校内でのけがの手当てから定期健診の手配まで、校内の安全衛生体制に広く携わっています。
・ 病院保健師
健診センターで働いたり、院内感染の予防に努めたりします。
また、看護師の資格を持っているため、看護師の役割を担うこともできます。
産業保健師の業務
健診データの分析から、セミナーまでたくさん
産業保健師が何者であるか分かったところで、具体的な業務を見ていこうと思います。
しかし、業務内容は、対個人のアプローチから、従業員全体向けまで、さまざまです。
詳細は 「保健師の業務」をご覧ください!
そもそも保健師とは?
保健師とは、病気にならないように「予防」の仕事を行う専門家です。病気やけがをした患者さんにケアを行う看護師に対して「未来志向型」の存在といえます。保健所や保健センターなど公的機関で働く「行政保健師」、民間企業や団体で働く「産業保健師」、小中学校などで働く「学校保健師」などがあります。
看護師の資格を有しています
「保健師助産師看護師法」という法律では、保健師を下記のように定められています。
厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者
さらに保健師の要件しては
保健師になろうとする者は、保健師国家試験及び看護師国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければならない
という定めが置かれています。
つまり保健師は、前提として看護師免許を持ったうえで、公衆衛生についてより専門性の高い役割を担っています。
予防の専門家です
法律の要件としては、上記のように定められている保健師ですが、業務のすみ分けはなかなかイメージがつきにくいですよね。
実際、保健師の業務は多岐にわたっており、一言で「これ」と申し上げるのは難しいものです。
しかし、どんな業務であっても、共通のキーワードがあります。
それは、 「予防」です。
分かりやすいように「自転車」のたとえで説明させていただきます。
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【保健師】 【自転車のたとえ】 |
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【看護師】 【自転車のたとえ】 |