■ セルフケアガイドブックにようこそ
ストレスチェックの目的は、職場の状況や周囲のサポート状況をチェックし、こころの健康づくりに役立て、メンタルヘルスの不調を防ぐことです。
メンタルヘルス不調にはさまざまな要因がありますが、仕事の分量や裁量権、人間関係などといった「職場でのストレス要因」によって「心身のストレス反応」が出ることがあります。
また、職場でのストレス要因には、個人の力では変えがたいこと、早急な対応が困難なことも多くあります。
そのため、個人と組織の両方からアプローチすることが求められます。
個人ができるアプローチとしては、ストレスの対処法があります。
問題を明らかにして解決に向けたアクションを起こしたり(行動による対処)、問題を別の角度から捉えなおしてみる(認知による対処)ことで、ストレスをある程度コントロールすることが可能です(ストレスマネージメント)。
また、何かあったときに頼りにしたり、相談できる上司や同僚(周囲のサポート)がいることで、ストレスが緩衝されることもあります。
セルフケアガイドブック
この「セルフケアガイドブック」は、個人で取り組むことができるストレスマネジメントについて書かれています。
メンタルヘルスの不調を防ぐためには、早期対応が重要です。
個人結果のなかで、偏差値が低かった部分については特に目を通していただき、ご自身のケアのためにお役立てください。