■ 職場環境満足度について

職場環境満足度とは

ストレスチェックの設問では、職場の状況を以下の22の要素にわけて、それぞれの充足度を調べています。
各要素は、ストレス反応に関係する仕事の要素といわれているものです。
どのような要素があったか見てみましょう!

情緒的負担

仕事上、気持ちや感情がかき乱される感情面での負担

役割葛藤

複数方針や要求のはざまに置かれ、業務遂行困難による負担

役割明確さ

仕事で果たすべき役割への明確な理解

成長の機会

仕事で知識や技術の獲得や自己成長の機会

経済・地位報酬

仕事上の努力や達成度に対する適切な金銭的処遇

尊重報酬

上司から受ける、職務達成度にふさわしい評価

安定報酬

仕事の不安定さ、将来への見込み、失職の可能性

上司のリーダーシップ

上司が、職務進捗確認を行い、部下の能力発揮を助けていること

上司の公正な態度

上司が、偏見や独りよがりなく部下に誠実に対応すること

ほめてもらえる職場

業務結果に対してねぎらいや感謝の言葉が職場に響いていること

失敗を認める職場

失敗しても挽回の機会や雰囲気が職場にあること

経営層との信頼関係

経営層と従業員の間に相互に信頼関係があること

変化への対応

職場や仕事で変化がある際の説明や準備ができていること

個人の尊重

長所や得意分野、価値観を考えて仕事が与えられていること

公正な人事評価

人事評価の方針、基準が提供され結果について説明があること

多様な労働者への対応

女性、高齢者、若年者、雇用形態にかかわらず尊重されること

キャリア形成

人事方針や目標が明確にされ、教育・訓練の提供があること

ワーク・セルフ・バランス(ネガティブ)

仕事の負担が個人生活に対し、よくない影響を及ぼしていること

ワーク・セルフ・バランス(ポジティブ)

仕事から得たことが、個人生活の豊かさにつながっていること

職場のハラスメント

職場でいじめ、嫌がらせ、ハラスメントがあるかどうか

職場の一体感(ソーシャル・キャピタル)

職場メンバー同士が情報共有や相互理解をしている

ワーク・エンゲイジメント

仕事から活力を得て誇りを感じいきいきと仕事をしている

ゾーンの見方
◆ 図の見方、説明

左図は、職場の状況要素について、総合的な充足度を表しています。
※この結果はストレスチェックを受検した時点のものです。

25%以上50%未満の方
職場の状況について、非常に満足していない。

50%以上70%未満の方
職場の状況について、あまり満足していない。

70%以上の方
職場の状況について、満足している。