ストレッサーとストレス反応

「ストレス」は、もともと物理学の分野で使われていた用語で、物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態をいいます。
ストレスを風船にたとえてみると、風船を指で押さえる力が「ストレッサー（ストレスの原因）」、ストレッサーによって風船が歪んだ状態が「ストレス反応」です。
医学や心理学の領域では、こころや体への外部からの刺激をストレッサーといい、ストレッサーに適応しようとして、こころや体に生じたさまざまな反応をストレス反応といいます。
（厚生労働省「こころの耳」より）

また、ストレッサーは以下のように、いくつかの種類に分けることができます。

ストレスチェックでは、ストレッサー、特に仕事上で起きる社会的ストレッサーの量とストレス反応の程度をチェックすることができます。

なお、判定結果として出てくるストレッサーの量とストレス反応の程度は、ストレスチェックを受検していただいた時点の状態としてお考えください。
そのため、現在は状態が変化している（繁忙期が終わった、異動した、業務内容が変わった等）場合もあることを念頭にご確認ください。