■ ワーク・エンゲイジメントについて

ワーク・エンゲイジメント

ストレスチェック80問を受検いただいた方はワーク・エンゲイジメントを測定する項目が含まれています。

ワーク・エンゲイジメントとは、心の健康度を示す概念のひとつです。
ワーク・エンゲイジメントが高い状態とは、仕事に対しての「熱意」「没頭」「活力」が揃い、充実している心理状態です。

【熱意】
仕事との間に絆を感じ、仕事に集中している。職場で起こることに関心を持ち、仕事に意義を見出し、誇りをもって仕事に取り組んでいる状態

【没頭】
仕事に引き込まれて熱中している
やりがいを見出し、業務に関わることに喜びを感じ、時間を忘れるほど業務に入り込んでいる状態(フロー状態)

【活力】
エネルギーに満ち、力がみなぎり、活気にあふれていると感じている
少々のことではへこたれずに自信をもって仕事に取り組んでいる状態



ゾーンの見方
◆ グラフの見方、説明

グラフの横軸はあなたのストレスレベル(総合判定:A~E)を表しています。
★が右にあるほどストレス状態は良く、左にあるほどストレス状態が悪いとお考えください。
縦軸には、あなたのワーク・エンゲイジメントを表しており、★が上にあるほどワーク・エンゲイジメントが高い状態です。







4つのゾーン


★ いきいきゾーン

ストレスレベルが良好で、働きがいを感じながら日々、いきいきと仕事に取り組んでいます。
すばらしい活躍をしていることでしょう。
一人ひとりが、自分自身の仕事に対する社会的意義(パーパス)を持つことが、所属企業の成長につながっていくといわれています。
自分の本質的な働き甲斐について再度振り返り、さらなる活躍につなげましょう。

★ ギリギリゾーン

仕事への情熱をもち、働き甲斐を追求し、少しくらいの疲労は気合で乗り切ろうとするタイプです。
何事にもマニュアル的な対応をせず、ひたむきに他人と深くかかわろうとする人ではありませんか?
無意識のうちに疲労をためてしまう傾向があります。
「疲労感のない疲労」を見逃さず、動いている時間ではなく、休息時間のマネジメント能力(睡眠管理)を高め、ストレスマネジメントを効率よく行うことで、いきいきレベルの移行を目指しましょう。

★ ゆるゆるゾーン

ストレスは一概に悪いものとは言い切ることはできません。
場合によっては良い刺激にもなります。
現在のあなたは、仕事への情熱やストイックさが低下している状況かもしれません。
今一度、仕事や業務の意義や目的を捉えなおしたり、俯瞰してみることをおすすめいたします。
また、新しいスキル獲得や異業種交流などを通して、熱意が醸成されるようなきっかけづくりをしてみましょう。

★ げんなりゾーン

現在のあなたは、これまで頑張り続けたことによって、疲労が蓄積されているかもしれません。
または、過酷な職場環境のなかで、日々過ごしているのでしょうか?
帰宅後は、疲れ果ててぐったりしているのではないかと心配です。
頑張ってもどうにもならない環境で力を尽くしてきて疲れてしまっていませんか?
まずは、枯渇状態から回復するためにアクティブレストとして積極的に有休を取得したり、信頼できる人に相談してみませんか。
こころのエネルギーが充電されたら、仕事へのエンゲイジメントを高めていきましょう。

ワーク・エンゲイジメントを高めるコツはこちらのサイトでチェックできます。ぜひご覧ください。