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外部相談窓口サービス[アンリ]相談状況レポート

外部相談窓口サービス[アンリ]相談状況レポート

外部相談窓口サービス[アンリ]は、すべての働く人が「壁にぶつかるその前」に手を差し伸べることを目標に開始したサービスです。
運用開始直後から、私たちの予想を超えて多くのご相談が寄せられ、社内では相談できなかった従業員の方々のお悩みが浮き彫りになっています。
こちらで2020年4月~2021年3月までの1年間のデータをもとに、外部相談窓口サービス[アンリ]によせられる相談について、状況をご報告させていただきます。

※過去のデータは下記よりご覧ください。
2018年4月~2019年3月までの相談状況レポートはこちら
2018年4月~2019年3月までの相談状況レポートはこちら
2018年4月~9月までの相談状況レポートはこちら

外部相談窓口サービス[アンリ] 相談状況レポート

1

ご相談内容について

ご相談内容について

ご相談内容について、「健康相談」「メンタルヘルス相談」「職場の各種ハラスメントに関する相談」「その他」の4つの項目に分け、集計をしました。

一番多かったご相談内容は2019年度に引き続き「メンタルヘルス相談」ですが、2019年度比べると2割ほど増加し、全体の約7割を占めています。相談内容では、テレワークにおける上司への相談のしにくさや、友人知人と会えなかったり、出かけられなかったりと、ストレスへの対処が制限されやすくなっている状況がよく聞かれました。
「職場の各種ハラスメントに関する相談」は減少傾向で、2019年度よりも約1割減少し、ご相談全体の2割程度となりました。
「健康相談」では職場での新型コロナウィルスに関する不安や健康診断の結果、身体症状に関するご相談、「その他」では育児・介護等の家族についてや、休暇制度など労務に関するご相談が寄せられました。
特筆すべきは2020年度では、社員の自殺に関してお問い合わせが2019年度から比べて増加しました。職場で自殺者が出た際に、どのように事後対応をすればよいのか、社員たちのメンタルヘルスをどのようにケアすればよいのか、等のお問い合わせをいただくことがありました。

2

産業医面談の勧奨について

産業医面談勧奨

外部相談窓口サービス[アンリ]では、医療職の判断により、ご相談者様に産業医面談をお勧めする場合がございます。

2020年度に産業医面談をおすすめしたケースは約2.4割で、昨年度の1.4割と比較すると1割増加しました。産業医と面談を実施し、就業上の措置について企業様に検討いただきたい事例が増加しています。テレワークが可能になったことにより、家が職場になってしまい、仕事のオン・オフでの切り替えが難しい方や、業務過多となってしまう方がいらっしゃいました。

3

受診勧奨について

受診勧奨

外部相談窓口サービス[アンリ]では、医療職の判断により、ご相談者様に 受診をお勧めする場合がございます。
ただし安易に受診勧奨をおこなうのではなく、ご相談者様の心身の状態や生活状況について充分にヒヤリングし、受診の必要性についてアセスメントをおこなったうえで、すぐに受診が必要と判断されない場合は、ご相談者様に合ったセルフケアの方法や産業医面談をご提案させていただいております。また受診の必要性がある場合には、確実に受診していただくために、通院に関する不安の解消や、医師への説明の仕方などについてのアドバイスもおこなっております。
2020年度に受診をおすすめしたケースは約2.5割で、2019年度から約1割増加しました。当窓口へご相談になった時に、すでに抑うつや不眠、食欲不振などの心身の症状を認めている方が多くありました。

4

ご相談方法について

相談方法について

外部相談窓口サービス[アンリ]では、ご相談方法に電話とメール、面談(オンライン・対面)の3つを用意しています。
内訳は2019年度から比べ、電話相談が2割減少し6割でした。メール相談は昨年と比べ増加し3.5割でした。
電話相談のメリットとしては、その場でご相談者様の状況を詳しく伺うことができ、すぐに返答・アドバイスできる点があります。また、声の状態も含めてご相談者様の様子を伺える点も挙げられます。一方、メール相談については、匿名性がより高く、ご相談者様の好きな時間に相談ができること、ご自身のペースで悩みを書き綴るなかで問題整理ができる点が挙げられます。ご相談者様にとって使いやすく安心できる方法を選んで、ご相談を寄せていただきたいと考えております。

5

性別について

性別について

ご相談者様の性別内訳は、男性が約2.3割、女性が約2.3割という結果となりました。(※1)
一般的には女性のほうが男性よりも比較的気軽に周囲の人に自分の悩みを打ち明ける、または専門のカウンセリングに行く傾向があります。実際、日本産業カウンセラー協会が発表している2019年度 「働く人の電話相談室」相談内容集計では、男性が39.42%、女性が60.58%と女性のほうが多くなっています。(※2)。アンリでの内訳が一般的な傾向と異なっている理由としては、ご契約企業様の男女比によるものと推測されます。
 ご相談者様の中には、健康上の問題や家庭問題など、男性特有、女性特有のお悩み、また性に関するお悩みを抱えている方もいらっしゃいます。必要に応じて、性別を考慮しながらお話をうかがい、どなたでもご相談していただきやすいように対応しております。



※1 性別がご不明の方がいらっしゃるのは、アンリが匿名でのご相談をお受けしているためです。
※2 一般社団法人日本産業カウンセラー協会 「2019年度「働く人の電話相談室」相談内容集計表」

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