衛生委員会のテーマ|ドクタートラスト

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衛生委員会

衛生委員会とは
衛生委員会は、社員の健康維持・増進・予防につながるテーマについて、また勤務時間や職場環境などに、会社特有の問題点がないかを調査・探索・改善する機関です。
産業医は、委員会に参加することが法律で定められていますので、社員面談などを通じて推測される「企業としての問題点」の指摘、改善勧告などを、医師として、医学的な知見から指導し、企業の労働環境の改善などをサポートします。

衛生委員会での具体的なテーマと解説

衛生委員会で「話し合うテーマが見つからない」というご相談を頻繁にいただきますが、 まずは「健康診断の結果」を分析するところから始めてみてください。
残業が多い部門や、IT関連、設計などクリエィティブな仕事をしている部門の社員が、特に健康状態が悪化していくことに気が付きます。
健康診断の受信に関すること

健康診断の受診に関すること


・定期健康診断の対象者の範囲を確定(法令遵守ができているか確認する)
パート・アルバイト・有期雇用者などの勤務状況を要確認

・定期健康診断の受診医療機関の見直し(受診機関の絞込)
受診者側からすれば、複数の医療機関の中から自由に受診先を選べることが理想的ではありますが、そのデータを管理する会社からすれば、医療機関が分散すれば料金も割高になり、「健診結果表」を集める際に多大な労力が必要となります。
また、医療機関によって健診結果の様式が異なるため、産業保健スタッフが閲覧・分析したり、産業医がチェックする際にも、時間がかかることなどから、最近は受診可能な医療機関を少なくし、絞り込むことが主流です。

・定期健康診断の法定検査項目の見直し(法定項目にプラスαするなど)
増加傾向にある前立腺がんや乳がん・子宮ガンなどオプションを設定する会社が増えています。
法定以外の項目を検査すること自体が安全配慮義務の範囲を広げてしまい、リスクが広がるという考え方もございます(本末転倒ですが)。

・定期健康診断の受診率100%達成のため、管理者目標を設定
例1) 個人別能力評価などの項目として「健康診断受診」を加える。
例2) 労務管理に関する目標の一つとして受診率を加える。

・定期健康診断の受診率UPのための具体的な施策例
例1) 部下の受診率が○○%以下の場合、部課長の賞与を減額する。
例2) 受診しない該当者へ勧告を行う。
例3) 社内告知の徹底、受診日時の予約状況チェックを強化する。
例4) 定期健康診断が受診できなかった社員には、自費で受診し、結果票を会社に届け出てもらう。

・健診データの取扱いに関する「個人情報保護」規程の作成
個人情報保護法により、衛生管理者など衛生スタッフ(事業者が指名)以外が健診結果表を見ることは、問題があります。特に人事権のある部長などは注意が必要です。

<健康診断結果の分析について>
・法令上の「健康診断個人票」の作成と保存(5年間)義務について
健康診断結果表の管理・保存に関し、責任者を決定するなど社内ルールを決定しておきましょう。

・定期健康診断の異常所見率の調査と改善目標の設定
各検査項目ごとの異常所見率(全国平均)を参考に、全国平均よりも悪い項目を把握しておくとよいでしょう。
また、各検査項目ごとの改善目標を設定できれば、衛生委員会としての存在意義や開催目的も明確になり、衛生委員会の活動が活発化します。

衛生管理体制アドバイザリー・サービス

季節に関するテーマ

その季節に起こりやすい健康被害をテーマにすると参加者の関心も高まります。
月ごとの具体的なテーマは以下のとおりです。
4月 ・ 安全衛生の法令確認・情報共有
・ 健康診断の周知・受信勧奨について
5月 ・ 若手社員・単身者向け食事改善
・ たばこ対策・禁煙の推進(5月31日世界禁煙デー)
6月 ・ 長時間労働の防止・対策
・ 夏季厚生活動の計画的な取得の推進
7月 ・ 夏バテ予防・食中毒予防
・ 全国安全週間について
8月 ・ 熱中症の予防
・ 腎臓・尿酸・痛風予防
9月 ・ ストレスチェックの受検勧奨
・ 防災対策の確認(9/1防災の日)
10月 ・ 健康診断の受診状況確認
・ メンタルヘルスについて(10/10世界メンタルヘルスデー)
11月 ・ 冬場の感染症状況確認
・ 交通事故低減
12月 ・ 腰痛・肩こり・冷え対策
・ 年末年始太り防止
1月 ・ アルコールとの付き合い方
・ ストレスチェック集団分析の活用
2月 ・ 健康診断後の二次検査受診状況
・ 睡眠時無呼吸症候群について
3月 ・ 今年度の衛生活動総括
・ 翌年度の年間計画立案

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その他の衛生委員会のテーマ

衛生委員会のテーマ
■疲労度チェックシートの提出基準の設定
■休職・復職に関する規程の作成
■定時退社日の設定や、年休の消化状況の確認
■労働時間に関する部署別統計の作成
■就業規則の改正・労災補償基準の明確化
■全勤務延べ日数に対する総病欠日数の月次推移の統計化
■衛生教育の実施計画作成(雇入時・管理者・従業員など)と説明会開催
■スポーツやジムなど福利厚生施設の加入と健康づくり支援
■セクハラ対策窓口係りの設定
■禁煙・分煙に関する社内体制の整備
■冷房・暖房の温度設定
■VDT作業者の作業時間・作業休止時間の設定
■健康増進のための、メタボリック対策・睡眠に関する各種情報提供
■過重労働対策のための支援(人事部への要望など)
■メンタルヘルスの改善・相談支援 など


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(例)あなたは知っている?タンパク質のあれこれ
熱中症

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