2016年8月31日、株式会社ドクタートラストは第12期の決算期末を迎えました。
創業から丸12年、ようやく年商10億円を超えることができました。
ご契約いただいている企業さま、産業医をはじめとする医療さまの皆様に心よりお礼申し上げます。
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「産業医」サービスという仕事を1人で始めた12年前。
私は医療コンサルタントとして自宅で開業し、病院が新病棟を建設する際の資金調達（借金）のアドバイスなどを本業としていました。しかし、結局のところ病院繁栄のカギは設備ではなく、「医師」という人材の良否にあると気付き、病院に医師を紹介する免許を取得しました。それがドクタートラストの始まりです。

私が出会った医師で成功されている方は、誰もが「お金」のことは二の次、三の次で、研究熱心で純情な少年のような方ばかりでした。一方、失敗されている方は、「お金」を中心に物事を判断される方だということが、しばらくするとわかってきました。
「そうだ！　わが社も採算度外視で、人のためになる『産業医』サービスをしていこう」
そう心に誓いました。

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当初は、無名の会社を信用してくれる先生はなかなか現れませんでした。
しかし、契約を一つひとつ獲得していくと、契約した先生と同じ医局の先生方が話を聞きつけ、徐々に当社に登録してくれるようになりました。

この12年間で3,000名以上の産業医と出会い、産業医の仕事を「楽しい」と言ってくれる先生が年々増えてきました。
1,300社以上の企業とお取引するまでになり、社員はもうすぐ50名体制。
お取引社数は、私が生きているうちに10,000社には到達するのではないかと思います。

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今後の当社の課題は、次の2つです。
●産業医面談が「受診者自身の成長につながるイメージ」を、もっと社会に定着させる方策を考え、実践していくこと
●わが社自体が「1日6時間勤務」を実現し（現在、ほぼ8割達成）、この取り組みを日本中に広げていくこと

この2つが達成できれば、日本の抱える多くの問題が解決できるはずと信じています。

今後もドクタートラストは、従業員一同、いっそうの努力をしてまいります。
変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

代表取締役
高橋　雅彦